赤ちゃんの時の指しゃぶりはそれ程気にはならなかったのに。
それどころか、一人で寝付いてくれるからありがたかったくらい。
それが年齢が上がってくると、どうやってやめさせようかと頭を悩ませている…という人は多いのではないでしょうか。
私がまさにそうでした。
3人の娘達はみんな自然に指しゃぶりを覚えました。
やめ方は三者三様。
指しゃぶりを卒業するまでの3人の過程をまとめてみました。
長女の場合 「バイターストップ」の効果に驚く
今8歳の長女は、幼稚園に入るまで指しゃぶりをしていました。
寝入る前から指を吸い始め、熟睡したら自然と口から外れるものの、寝返りをうったり眠りが浅くなった時にまた口に指が入る、という感じでした。
幼稚園生にもなったし、心なしか前歯が前に出てきたような気もして、指しゃぶりをやめさせる事を決心。
調べてみた結果、「マヴァラ バイターストップ」の存在を知りました。
これは、苦味成分の入ったマニキュアを爪に塗ることによって、爪を噛んだり指を吸ったりする癖を抑制するというものです。
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この苦味成分については「お子様などが誤って飲んでしまうのを防ぐための苦味剤で、実際に子供向けおもちゃなどに使用されている実績があり、健康には問題ない成分です」と説明書に記されています。
私も試しに舐めてみましたが、思わず顔をしかめる程の苦味でした。
長女に塗った初日の夜は、今でも忘れられません。
「お姫様みたいにお爪をキレイにしようね~」と言いながら塗っている時の娘は、とっても嬉しそうでした。
「苦いから口に入れたらダメだよ」と伝えた時も、「わかった」とご機嫌でした。
しかし、布団に入り眠る段階になると、眠たいのに指を吸えないことで大泣き。
1時間程大泣きして疲れ果てて眠りました。
そんな夜が3日程続いた後、パタッと大泣きしなくなり指を吸わずに眠れるようになりました。
次女の場合 一旦指しゃぶりをやめたけど…
今は5歳の次女も同じくバイターストップを使って卒業したのですが、結果的に2回目のチャレンジで完全にやめることができました。
長女の時の経験があった為、幼稚園に入って早々に指しゃぶりをやめさせる事にしたのですが…。
バイターストップを塗った初日は、長女のように1時間も大泣きする事はなく、涙をぽろぽろ流しながら静かに眠っていきました。
そしてやはり3日程すると、泣く事も指を吸うこともなく眠れるようになりました。
しかし、しばらくするとたまに自分の髪の毛を少しだけ抜いていることに気付きました。
異変に気付いて指しゃぶりを再開させると、自然と髪を抜く行為はおさまりました。
今から考えると、幼稚園に入ったばかりで精神的にもまだ不安定な時に、追い討ちをかける様に指しゃぶりまでやめさせようとしたのが間違いだったのだと思います。
秋頃に再度チャレンジし、スムーズに卒業することができました。
三女の場合 自分で卒業
現在2歳半の三女は、指しゃぶりを自分で卒業しました。
上の娘達と同じようにずっと指を吸っていたのですが、吸い過ぎて親指が荒れ痛くなったらしく、それをきっかけに吸わなくなり卒業となりました。
1歳半頃だったと思います。
ちなみに、三女は1歳2ヶ月のある日突然母乳を拒否し始め、勝手に卒乳していきました。
娘達の指しゃぶり卒業の過程を振り返ってみると、本当に個々で違うなぁと感じます。
親は早く卒業させたいと思いがちですが、子供のベストなタイミングを考えてあげるのが大切だと思います。
そのタイミングが間違ってさえいなければ、指しゃぶりをやめさせる事はそれほどむずかしくないのかもしれません。
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