子供の「ばね指」は自然に治る?娘の場合はこうでした

育児

現在8歳の長女がまだ幼稚園に入る前、私はずっと「ばね指」の事が気になっていました。

当時は「ばね指」という言葉も知らず、骨に異常があったらどうしようと不安でした。

初めて気付いたのは2歳になる前だったと思います。

娘の「ばね指」の症状

突然娘の親指が曲がったままの状態で戻らなくなり、「ママ~、戻らない~」と娘が声を上げました。

急いで力を加えて戻そうとしても戻りません。

「指が折れたらどうしよう」という考えが頭をよぎり、どうしても無意識に力を弱めてしまうのです。

夫が代わって力を加えると、一瞬「ゴキッ」という感触とともに指が戻りました。

すぐにグーパーグーパーと指を動かせてみましたが、とくに娘も痛がった様子はなく指もちゃんと動くのです。

しかし、それから度々「曲がった指が動かなくなる→私が指を元に戻す」という事が起こるようになり、さらにしばらくすると、私が手伝わなくても娘が自分で指を戻すようになりました。

その頃には、「親指が曲がった状態で動かなくなる」という状態ではなく、「親指を曲げ伸ばしする時に一瞬カクッと引っかかる」という感じで、親指の動きがスムーズに行かない状態になっていました。

整形外科を受診

ずっと「ばね指」の事は気になっていましたが、娘は全く痛がる様子もなく日常生活に支障がなかったので病院へは行きませんでした。

しかし、娘が3歳になり幼稚園入園が近づいてきたある日、ようやく整形外科を受診しました。

もし治すために手術が必要なら幼稚園入園前の方がよいと思ったからです。

整形外科では、指のレントゲン撮影をした後先生の診察がありました。

先生が仰るには、

・指は(けん)によって曲げ伸ばしをしており、の周りには腱を通すトンネルの役割をする腱鞘(けんしょう)がある

・娘は右手親指のが生まれながらに少し大きくて、あるタイミングで腱鞘に引っかかると指が固まってしまう

・時々指が固まるぐらいなら2~3年くらい様子見でよい。その間に治っていく子も多い

・もっと頻繁になってきたり、戻らなくなったりしたら再度検討する

とのことでした。

先生のお話しを聞いてとてもホッとしたのを覚えています。

もしかしたら手術かもしれない、ととても不安だったからです。

 

娘のその後はどうだったかと言うと、親指の「ばね指」は幼稚園生活の間に自然と治りました。

中指が一時期「ばね指」になっていましたが、それもいつの間にか治っていました。

8歳になった娘は、今ではとても軽やかにピアノを弾いています!

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