気温35度近い晴天の8月4日、東舞鶴にある「赤れんがパーク」へ行ってきました。
歴史を感じる赤れんが倉庫を見ながら歩いて感じたのは、異国情緒ではなく違う時代に迷い込んだような不思議な錯覚。
そして、海に目を向ければ舞鶴海上自衛隊の艦艇を間近に眺めることができます。
長時間滞在するような大きな施設ではありませんが、旧海軍の面影と、歴史的建造物の時代を超えたスケール感を感じることができるおすすめスポット。
ご紹介したいと思います。
舞鶴赤れんがパーク
基本情報
営業時間
9:00~17:00
入場料
無料(イベント時は必要)
駐車場
無料
パーク内のご紹介
赤れんがパークの建物は、そのほとんどが旧海軍舞鶴鎮守府の軍需品等の保管倉庫として、明治35年から明治36年に建てられたものです。
これらの倉庫のうち8棟が平成20年に国の重要文化財に指定され、平成24年に「舞鶴赤れんがパーク」としてオープン。
上記の写真の赤れんが倉庫は、当時のままほとんど手付かずで保存されており中は開放されていません。
蔦が絡まっていたり傷んでいたりしますが、それがまた美しく施された意匠の数々を際立たせ歴史の重みを感じさせます。
こちらは綺麗に改修され一般に開放されている赤れんが倉庫。
1号棟は赤れんが博物館。
2号棟の2階には舞鶴市政記念館。1階には舞鶴の食材をふんだんに使った料理が楽しめる「赤レンガカフェ」があり一休みするのに最適です。
3号棟には、舞鶴の特産品など、ここでしか買えないお土産が充実している「赤レンガショップ」があり楽しめます。
赤レンガショップの人気ナンバー1お土産は、「海軍さんのカレー」のようです。
いろいろ種類があって迷ってしまいそう。
お隣に舞鶴海上自衛隊があることからグッズもたくさん置いてあります。
5号棟には、その名も「5号棟カフェ」が入っていてソフトクリームもいただけるようです。
この日は「牛肉祭」が開催されていました。
暑いからでしょうか、11時頃だったのですがわりとすいていて、食べたい物をすぐに買うことができました。
ノスタルジックな赤れんが倉庫の窓から外を眺めると、何気ない風景もなんだか絵になる気がします。
この赤れんがパークでは、映画やドラマの撮影が度々おこなわれています。
映画「日本のいちばん長い日」や、映画「男たちの大和/YAMATO」などの撮影もこちらでされていたようです。
赤れんがパーク内の海辺では、お隣の舞鶴海上自衛隊の艦艇を見ることもできます。
土日祝は自衛隊敷地内の岸壁から間近で見学することも可。
甲板に上がれる日もあるので事前にチェックして行くのがおすすめです。
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旧海軍鎮守府の開設に伴い造成された東舞鶴の市街地には、碁盤目状の街路が整備され、その多くに戦艦や巡洋艦に因む名前が付けられていて興味をそそられます。
また、赤れんがパークの近くには、旧海軍機関学校の講堂を利用してつくられた資料館「海軍記念館」や、舞鶴鎮守府初代司令長官・東郷平八郎が過ごした官邸で現在は舞鶴地方総監部会議所として使用されている「東郷邸」など見所がたくさん。
またじっくりと散策してみたいと思います。
舞鶴赤れんがパークの公式ホームページはこちらから
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