京都に帰省中、家族で石川県へ旅行に行ってきました。
お宿は加賀市なのですが、せっかく石川県に行くのだからやっぱり金沢の美味しい和菓子を食べたい!
ということで、加賀市を通り越して金沢市へ。
京都や島根の松江と並んで、金沢は全国的に知られている和菓子どころ。
古くから栄えた茶の湯の文化が、金沢にも和菓子の発展をもたらしたということです。
茶道に美味しい上生菓子や御干菓子は付き物ですものね。
今回、残念ながら時間がなくて店内でゆっくりお茶とお菓子をいただくことはできなかったのですが、お宿で食べるつもりで和菓子を購入しに行ったのは、「加賀藩御用御菓子司 森八 本店」。
広い店内に気さくな店員さん、そして美しく並ぶ和菓子たち。
とても気持ちよくお買い物することができました。
ぜひご紹介したいと思います。
加賀藩御用御菓子司 森八
森八 本店について
寛永2年(1625年)創業、390年の歴史を誇る金沢を代表する老舗和菓子店。
日本三銘菓の一つの落雁である「長生殿」は、三大藩主前田利常公の創意から作られ、以来、変わらない製法が守り続けられている「森八」の代名詞的な御菓子。
2011年に移転オープンした「森八 本店」は、兼六園から徒歩10分、東山方面へ抜ける大通り沿いの大手町にあります。
とても美しく立派な建物に、ビシッと背筋が伸びる気がしました。
駐車場が6台分あるので車でも安心です。
購入した御菓子
「夢香山(むこうやま)」
能登大納言小豆と日本海の粗塩が醸し出す豊かな風味を楽しめる、所謂どら焼き。
3歳と5歳の娘が「美味しい、美味しい」と頬張って食べていました。
上生菓子「日輪草」・「野薊」・「桔梗」
四季折々に、風雅な色合いや形で楽しませてくれる和菓子の芸術品、上生菓子。
私は黄色が鮮やかな「日輪草」をいただきました。
日輪草とは、向日葵の別称。
練切の中になめらかな黒こしあんが入っていて、ねっとりとした食感を楽しめます。
甘過ぎず、お茶だけでなく珈琲や紅茶にも合うとても美味しい御菓子でした。
「えくぼ落雁」
本店とひがし茶屋店限定の御菓子です。
まず、見た目がとっても可愛い。
そして、お口にいれた途端にホロっとほどけて溶けていきます。
優しい甘さがお茶をより美味しくしてくれる、少しずつ大切に食べたくなる御菓子です。
こちらは購入した御菓子ではないのですが、ちょっと気になった御菓子です。
JAL国際線海外発便ファーストクラス機内食「和懐石」デザートで提供されている、葛あんみつと冷やし葛ぜんざい。
まさに日本を代表する御菓子ですね。
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和菓子が大好きなので、和菓子の美味しい町にとても惹かれます。
島根県の松江にも行ってみたいなぁ。
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