12月も半ばになり、いよいよ今年も残すところあと2週間と少しになりました。
今年も年末は実家のある京都に帰る予定にしています。
先日、幼稚園のママさんと子供と方言について話すことがありました。
そのママさんは「私がめっちゃ関西弁でしゃべってんのに子供は誰一人関西弁を話さへんわ~」と言っていましたが、我が家の場合も全く同じです。
私は京都出身ですが現在東京に住んおり、一歩家から出ると標準語で話すことが多いです。
でも家族と一緒にいる時は、夫も関西弁を話すこともあり完全に関西弁になります。
子供達はというと、5歳と8歳の娘は標準語で全く関西弁は話しません。
2歳の娘は、たま~にイントネーションが関西よりになる時がありますが、まだよく分かりません。
幼稚園に入る前の、会話のほとんどが家族とのものだった頃からほぼ標準語でした。
「子供には標準語で話してほしいから方言では話さない」という方針の家庭もあるようですが、私はむしろ一緒に関西弁を話したかったのですが…、不思議ですね。
日常の中で使ってしまう方言
「おやかまっさんどした(お騒がせしました)」「ようお越しやす」というように、いかにも京都弁という話し方をするのは祖母世代や一部の人々だけです。
私も東京生活が長くなり、外に出ると関西出身の知り合いの前以外ではあまり方言を使いません。
そんな私でも一日に何度も使ってしまう方言があり、その一つに「おっちん」というものがあります。
これは「座る」という意味なので、2歳の娘に「ここにおっちんして食べてね」「ちゃんとおっちんして」と食事の度に言っています。
長女が幼稚園に入ったばかりの頃、幼稚園で「おっちん」を使って娘を座らせていると、お友達のママさんに「え?おっちんって何?」と聞かれたことがあります。
意味を説明すると、「関西ではそう言うんだね。私はえんとって言うよ」とおしえてくれました。
その人は東京の人ですが、「座る」のことを子供に言う時には「えんと」というのだと初めて知りました。
「えんと」…、意味を知らなかったら全く何のことだか分かりませんよね。
他には、方言というのか分かりませんが、食べ物に「お」や「さん」をつけてしまうクセがあります。「おうどん・おそば」や「おなす」、「あめさん」、「おあげさん」等など。
これは外で使うのは少し恥ずかしい気もしますが、なぜか言ってしまうという厄介なものです。
子供達は私の実家に帰ってしばらくすると、いつも少し関西弁のイントネーションがうつります。
それを耳にする度、子供の適応能力って凄いなぁと感心します。
今回も子供たちの関西弁を楽しみに帰省したいと思います
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